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インスリン療法

インスリンは、膵臓から分泌され、血糖値を下げる唯一のホルモンです。糖尿病治療において、このインスリンの作用が不足している状態を改善するために、体外からインスリンを補充するのが「インスリン療法」です。

安藤医院は、糖尿病専門医を持つ女性医師が、患者様の病状を正確に把握し、インスリン治療に対する不安を解消しながら、最も安全で効果的な治療をサポートいたします。

インスリン治療は「最後の手段」ではありません

「インスリン注射を始めるのは、糖尿病が悪化したからだ」「最終手段だ」というイメージを持つ方もいらっしゃいますが、これは誤った考え方です。

血糖値を下げるために奮闘し続けている膵臓のβ細胞は、次第に疲弊し、インスリンを作る力が急速に落ちてしまうことがあります。

早い段階で適切な量のインスリンを補充することは、疲弊した膵臓を休ませ(膵臓の安静)、残されたインスリン分泌能力を保護するために非常に有効です。インスリン治療は、病状の悪化を示すものではなく、「安全で質の高い血糖コントロール」を達成するための積極的な治療選択肢なのです。

インスリン療法が必要となるケース

糖尿病は、体内で「インスリンの分泌量が少ない」または「インスリンが効きにくい」状態です。特にインスリン治療が必須、あるいは強く推奨されるのは以下のようなケースです。

治療が必要となる主なケース 理由
1型糖尿病 インスリンがほぼ分泌されないため、生命維持のために必須です(インスリン依存状態)。
妊娠中の糖尿病・妊娠糖尿病 厳格な血糖コントロールが必要であり、胎児への影響を考慮してインスリン治療が第一選択となります。
著明な高血糖 空腹時血糖250mg/dL以上、随時血糖350mg/dLなど、血糖値が非常に高い場合、血糖を緊急で下げるために必要です。
経口薬のみでコントロールが難しい2型糖尿病 飲み薬の組み合わせだけでは目標血糖値に到達しない、あるいは膵臓の機能低下が進んでいる場合。
肝障害や腎障害を合併している場合 飲み薬の中には、肝臓や腎臓の機能に応じて使用できないものがあるため、インスリンが選択されます。

治療の目標:健康なインスリン分泌の再現

健康な人のインスリン分泌パターンは、「基礎分泌」と「追加分泌」の2つから成り立っています。インスリン治療の原則は、これらを注射で正確に補うことです。

分泌の種類 役割 補充するインスリン製剤
基礎分泌 24時間常に少量分泌され、食事と無関係な血糖値を安定させる。 持効型インスリン(ピークがなく、ゆっくり効く)
追加分泌 食後の血糖値上昇に合わせて一気に分泌される。 超速効型インスリン(素早く効き、作用時間が短い)

これらのインスリンを、患者様の生活リズムや食事内容に合わせて組み合わせて使用します(強化インスリン療法、混合型インスリン療法など)。

現代のインスリン治療の進歩

インスリン製剤と注射デバイスは、昔と比べて格段に進歩しています。

  • 針の細さ:以前の注射針は太く痛みを伴いましたが、現在使用されている針は非常に細く、ほとんど痛みを感じません(当たるところによっては多少の痛みを感じることはあります)。
  • 多様な製剤:超速効型、持効型、両方を合わせた配合溶解型など、様々な種類が登場しており、多様なライフスタイルに応じた細やかな治療が可能です。

専門医によるインスリン療法のサポート

インスリン治療を始めるにあたり、適切なインスリンの種類や量を決定するには、高度な専門知識が必要です。

  • 個別化された治療計画:糖尿病専門医を持つ女性医師が、患者様お一人おひとりの病態、生活環境、食事パターンを最大限考慮し、最も適したインスリン製剤と注射のタイミングを提案します。
  • 安全性の確保と指導:インスリン治療には低血糖のリスクが伴います。当院の糖尿病療養指導士が、注射の正しい手技、低血糖の症状と確実な対処法、シックデイ(体調不良時)の対応などについて、わかりやすく丁寧に指導し、治療の安全性を確保いたします。

インスリン治療が必要と診断された場合も、一人で悩む必要はありません。私たち専門チームと一緒に、安心して治療を進めていきましょう。

診療時間

診療時間月火水木金土日
9:00~12:00circlecircle/circlecirclecircle/
15:00~18:00circlecircle/circlecircle//

休診日 水曜日・土曜日午後・日曜・祝日

アクセス

住所

〒299-4212
千葉県長生郡白子町古所3279-1

電話番号

0475-33-2211 

最寄駅

九十九里有料道路・白子ICよりすぐ。
専用の駐車場があります。
JR茂原駅 「白子車庫行き」
バス終点下車 徒歩3分

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